タジマ アキコ
  田島 明子   リハビリテーション学部 作業療法学科   教授
■ 標題
  認知症高齢者の作業療法における言説・研究の変容・編制過程―1980・1990 年代のリハビリテーション雑誌の検討―
■ 概要
  本研究では、認知症高齢者の作業療法における言説・研究の変容・編制過程を明らかにする目的で、『理学療法と作業療法』『作業療法』『作業療法ジャーナル』の3雑誌から、認知症高齢者をリハビリテーションの対象とし、介入の視点の特定化がなされた時期として重要であるとされる1980 年代、1990 年代における「認知症の作業療法」についての記述を抽出し、分析を行った。その結果は概ね次の3つにまとめられた。1)1985 年以降、作業療法学において、認知症高齢者に関わる言説・研究が徐々に生成・蓄積された。2)学の変容・編成に関わる重要な転換点として、1989 年の言説・研究が挙げられる。3)1990 年代は、1989 年の転換点を基盤に、これまでとは異なる様相の多様な言説が学内に包摂された。

  単著   Core Ethics6    立命館大学大学院先端総合学術研究科   265-276頁   2010/03