タジマ アキコ
  田島 明子   リハビリテーション学部 作業療法学科   教授
■ 標題
  介護老人保健施設におけるパーソンセンタードケア(PCC)をめざした認知症ケアマッピング(DCM)が認知症ケアに与えた影響-ケアスタッフへのインタビュー調査結果からの考察
■ 概要
  研究目的:介護老人保健施設における認知症ケアマッピング(DCM)が認知症ケアに与えた影響を明らかにすることが目的である。対象:A介護老人保健施設に勤務しDCMを経験したケアスタッフ。方法:1年間4回のDCMを実施後、フォーカス・グループ・インタビューによりインタビュー調査を実施し、得られた音声データを逐語録化し、帰納的に分析を行った。結果:【認知症の人への関わり方の変化】【客観的データを得られることによるケア視点の気づき】【ケアスタッフ同士の考えや情報の共有化】【認知症の人の良好な反応の増加】【ケア風土の変化によるストレス・負担感の減少】【外部マッパーのケア現場での存在による意識の変容】の6つのカテゴリが生成された。考察:結果より、介護老人保健施設などの施設介護における個別認知症ケアにおいて、DCMはケアスタッフにPCCのケア意識を浸透させ、PCCのケア文化を育成するうえで有効な手法であることが示唆された。
  田島明子、鈴木みずえ、吉村浩美、阿部邦彦、浅井八多美、國分千津子、水野裕(全文章を執筆した)
  共著   聖隷社会福祉研究   聖隷クリストファー大学社会福祉学会   (9),1-7頁   2016/11