タジマ アキコ
  田島 明子   リハビリテーション学部 作業療法学科   教授
■ 標題
  認知行動療法の作業療法への応用効果 (リハビリテーション活動や機器に関する研究)
■ 概要
  認知行動療法(以下、CBT)の作業療法への応用効果を質的な側面から明らかにするため、CBT実施経験のある作業療法士(以下、OTR)7名にインタビューを実施し、KJ法を用いて分析を行った。CBT導入前、作業療法の専門性がわからず、「治す」リハビリに限界を感じていたOTRはクライエントとも向き合えずにいた。CBT導入後、OTRとクライエントの関係性は横並びに変化し、客観的指標から主観的指標に基づく目標へと変化した。受け身であったクライエントは自分を客観視する自助患者へと変化し、OTRはそれぞれ独自の作業療法を発展させていく方向性を見出した。CBTの作業療法への応用は、クライエントに向き合うための視点や具体的な方法を示すものだと思われる。
(担当箇所:研究計画立案、データ収集、データ分析)

  山本麻子、田島明子、大嶋伸雄
  共著   研究助成・事業助成ボランティア活動助成報告書   フランスベッド・メディカルホームケア研究・助成財団   (25),76-95頁   2014