サトウ アツノブ
  佐藤 豊展   リハビリテーション学部 言語聴覚学科   准教授
■ 標題
  化学放射線療法と頸部郭清術後に重度の嚥下障害を呈した下咽頭癌の一例
■ 概要
  内容:化学放射線療法と頸部郭清術により重度の嚥下障害を呈した下咽頭癌例に嚥下訓練を施行したので、経過を報告し、改善を認めた舌根部の後退運動と食道入口部の通過ついて検討する。摂食訓練と基礎的嚥下訓練を行い、舌根部の後退運動と食道入口部の通過に改善を認めた。舌の運動範囲が改善し、舌下神経麻痺の改善も認めた。本例に舌下神経再建術が施行されたが、症状の改善時期が2ヶ月と早い点、手術2年後に左舌の萎縮を認めた点より、舌根部の後退運動と食道入口部の通過の改善は、舌の訓練が効果的であった可能性が考えられた。
  著者:佐藤豊展、小川武則、加藤健吾、近藤健男、遠藤佳子、出江紳一
  共著   言語聴覚研究   12(2),94-103頁   2015/06