サトウ アツノブ
  佐藤 豊展   リハビリテーション学部 言語聴覚学科   准教授
■ 標題
  高次脳機能障害者家族による家族支援サポートシステム構築に向けたプログラム作りへの支援
2017年度~2019年度 自賠責運用益拠出事業 「家族・当事者が、支援される人から支援できる人に育っていくための研究」
■ 概要
  本報告は、小児期発症と成人期発症の高次脳機能障害児・者の家族を対象に実態調査を行い、その調査結果を示すことを目的とした。対象は246名の家族で、15項目のアンケート調査を行った。本調査では、身体的・時間的負担度より、精神的負担度の大きい家族が多いことが明らかになった。原因疾患別に負担度をみると、身体的・時間的および精神的負担度に違いはあるものの、小児期では脳腫瘍、成人期では交通事故であると、身体的にも精神的にも負担度が大きくなる傾向がみられた。また、高次脳機能障害に該当する症状数(症状の多様性)については、多くの認知機能障害を有するにしたがって家族の身体的・時間的および精神的負担度が大きくなることが明らかになった。原因疾患および高次脳機能障害に該当する症状数が身体的・時間的および精神的負担度に影響する可能性が考えられた。
  柴本 勇、谷 哲夫、佐藤豊展、式守晴子
  共著   25-41頁   2020/05