ヤスダ トモヒロ
  安田 智洋   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  心大血管疾患患者の筋萎縮、サルコペニアとその対策としての和温療法の効果に関する研究
■ 概要
  ①心大血管疾患患者の筋萎縮、サルコペニアに関する臨床的検討:心大血管疾患入院患者490名に対して、身体機能評価、筋形態学的評価などを実施し、筋萎縮、サルコペニアならびにサルコペニア肥満の頻度を検討した。サルコペニアの有無を従属変数とBNP・eGFR・Alb・Hbを独立変数とした回帰分析ではHbがサルコペニアに影響を与える因子として抽出された。②熱刺激の骨格筋に及ぼす効果の分子生物学的機序の検討: 熱刺激はTRPV1、PKC、およびCREBシグナル伝達経路を介して骨格筋細胞におけるIL-6を増加させることを明らかにした。さらに、温熱刺激の小動物の装置を作成しin vivoの実験も大きく進展できた。③血流制限下トレーニングの筋肥大効果の分子的機序の検討:血流制限下での低強度筋収縮は酸素分圧値を著しく低下させ、mTOR系のS6のリン酸化反応を誘発し筋肥大をもたらすことが示された。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
  中島敏明、安田智洋、小尾正太郎、豊田茂、鄭忠和、井上晃男
  共著   福田記念医療技術振興財団情報   福田記念医療技術振興財団(分担執筆)   30,129-139頁   2017/12