タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  術前フレイルが肺癌肺切除術患者の術後急性期経過に与える影響
■ 概要
  [目 的]
肺癌に対する肺切除術患者におけるフレイル合併の割合と術後経過に与える影響を検討した。
[方 法]
聖隷三方原病院呼吸器外科で待機的肺切除術を施行した非小細胞肺癌患者を対象に基本チェックリストを用
いてフレイルを分類し3 群間で比較を行った。
[結 果]
対象は111 例(男性64 例,平均67 歳)。ノンフレイル群58 例,プレフレイル群40 例,フレイル群13例となった。フレイル合併症例は他の2 群と比較して高齢で術前身体機能が有意に低下していたが,術後の離床状況や入院日数,合併症発症率に有意差は認められなかった。
[結 論]
全体の11.7%にフレイルを合併していたが,フレイル合併は術後急性期の経過に影響を与えなかった。

  ◎柳田賴英,有薗信一,俵祐一,大曲正樹,町口輝,棚橋雅幸,片桐伯真,飯田有輝
  共著   日本サルコペニア・フレイル学会誌   6(1),46-53頁   2022/07