スギヤマ サオミ
  杉山 沙旺美   国際教育学部 こども教育学科   助教
■ 標題
  認定こども園の教育標準時間及びその終了後に対する保育者の意識に関する質問紙調査
■ 概要
  本報告は、「認定こども園における教育標準時間終了後の保育の実態及び保育者の意識」に関する総合的な調査の一部をまとめたものである。現在、認定こども園化が進む中で、3 ~ 5 歳児の教育標準時間終了後の保育実践の在り方が議論となっている。これまでの研究では、教育標準時間終了後の実践上の課題についての検討が進められつつあるが、その積極的な位置づけに関する研究は少なく議論の余地がある。本研究では、教育標準時間とその終了後の各時間帯に対する保育者の考え方を調査することで、園での一日における教育標準時間終了後の保育の位置づけについて検討することを試みる。結果、教育標準時間とその終了後について、大きな保育方針や応答的な関わりは一日を通して変わらないものの、子どもたちの仲間関係の変化や遊びの内容の違いなどを多くの保育者が実感していることが明らかになった。保育実践の中で保育者は、教育標準時間とその終了後の連続性とともに、教育標準時間終了後の保育が持つ独自性を意識し、実践の在り方を模索していることが捉えられた。
  単著   聖隷国際教育研究   聖隷国際教育学会   1,16-28頁   2024/03