イリエ タク
  入江 拓   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  糖尿病を持つ神経症(ヒステリー)患者とのかかわり -退行したTさんが家庭に戻るまでの5年間-
■ 概要
  糖尿病を初め様々な合併症を持ち、それら身体疾患に根ざす死への不安、恐怖が直接的原因で極端な退行に至った患者が5年の経過の中で、自己注射などの自己管理が可能となって退院、家庭復帰するまでの経過を振り返り、看護の機能を再検討した。薬物療法も副作用により効奏せず、主治医との精神療法も、退行のため会話が出来ず成立しない状況で、唯一体に触れるという看護者のアプローチに反応がみられた。身体に直接触れることの出来る看護者のケアが、いうなれば治療の中心となり、看護という職業が本来持っている機能を再確認した。
  ◎小平朋江、入江拓
  共著   第15回東海北陸地区研修学会論文集   28-30頁   1990/10