タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  特発性肺線維症急性増悪に対し、high-flow nasal cannula使用下での呼吸リハビリテーションの経験
■ 概要
  症例は80歳代,男性.肺癌手術後に特発性肺線維症急性増悪(AE-IPF)にて高流量鼻カニュラ(HFNC)管理となった.HFNC 使用下で4病日より離床を開始した.早期より離床可能であったが,運動誘発性低酸素血症が著明で歩行練習の運動負荷が2週間困難であった.
HFNC 使用下で低負荷のインターバルトレーニングに変更することで運動療法を進めることが可能となった.その結果,78病日に在宅酸素療法を導入し,ADL 自立で自宅退院することが可能となった.AE-IPF 後の呼吸不全患者においても,リスク管理を行うことで早期
より離床が可能であること,およびHFNC を使用することで運動負荷をかけやすくなることが考えられた.

  ◎町口輝,大曲正樹,柳田賴英,俵祐一,有薗信一
  共著   理学療法探求   長崎大学理学療法学同門会   23,9-15頁   2021/03