タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  知っておきたい嚥下訓練 呼吸リハビリテーション 吸気と呼気のトレーニング
■ 概要
  摂食嚥下障害に対するリハビリテーションにおいて、呼吸リハビリテーションは重要な役割を担っている。特に、呼吸リハビリテーションの手段の一つである呼吸筋トレーニングは、近年摂食嚥下機能の向上に関与することが報告されている。吸気筋トレーニングは、横隔膜に負荷をかけることで最大吸気圧が向上し、それにより換気量の改善が期待され咳嗽力の改善に寄与できるため、誤嚥性肺炎の予防に貢献できると考える。呼気筋トレーニングは、器具を用いて呼気時に負荷をかけることで、舌骨上筋群が刺激され嚥下機能の改善を得られることが知られている。また、呼気筋トレーニングは咽頭筋の収縮を誘発する可能性も示されており、さらなるメカニズムの解明が期待される。
  ◎俵祐一
  単著   嚥下医学   中山書店   10(2),170-173頁   2021/08