タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  肺炎にて入院し呼吸リハビリテーションを実施した後期高齢者の肺炎再入院率と関連要因
■ 概要
  【目的】後期高齢者の肺炎再発症による入院の割合,およびそれに関連する身体機能をはじめとする要因を明確に
することである.
【方法】肺炎にて入院治療とともに,リハビリテーションを行った75歳以上の高齢者を対象に,対象者背景,肺炎重症
度,認知機能,栄養状態,摂食嚥下関連機能,身体機能,呼吸機能を評価した.また,過去1 年間の肺炎による入院既
往の有無から再入院群と初回入院群に分類し,評価項目を比較検討するとともに,再入院に関連する要因を分析した.
【結果】解析対象者は118例であり,再入院率は24.6%であった.再入院群,初回入院群間で性別,呼吸器疾患の併存,
栄養状態(GNRI)に有意差を認め,呼吸器疾患の併存とGNRI が再入院の有意な要因として抽出された.
【結語】後期高齢者における肺炎による1 年間の再入院率は24.6%であり,呼吸器疾患の併存と低栄養状態が再入院に
関連する要因であることが示された.

  ◎森下辰也、陶山和晃、板木雅俊、宮城昭仁、阿南裕樹、大曲正樹、禹炫在、田中貴子、俵祐一、神津玲
  共著   日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌   日本呼吸ケア・リハビリテーション学会   29(2),317-322頁   2020/12