イズミ リョウタ
  泉 良太   リハビリテーション学部 作業療法学科   教授
■ 標題
  ADOCを用いた定期的な目標共有と多職種連携が在宅復帰に繋がり,健康関連QOLが向上した事例
■ 概要
  右後頭葉皮質下出血を呈した事例が入院中の精神的な不安から,在宅復帰に必要な作業の優先順位がつけられない状態となり,転帰先が施設方向に傾いた.しかし,事例と作業療法士間でADOCを用いて定期的に目標共有を実施することで,在宅復帰に必要な作業の整理が継続できた.その後,他職種と在宅復帰を目標として,協業的に連携を図った.結果,在宅復帰が可能となり,SF-36では,一部の項目で国民標準値を上回る結果となり,健康関連QOLは向上した.以上より,定期的な目標共有と多職種連携は,転帰先と健康関連QOLの向上に寄与することが示唆された.
  ◎佐竹 祐輝,泉 良太,神田 謙一,宮崎 綾香,大庭 健嗣
  共著   日本臨床作業療法研究   12,40-46頁   2025/09