アリゾノ シンイチ
  有薗 信一   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  グループホームスタッフの服薬管理に対する居宅療養管理指導の効果
■ 概要
  認知症高齢者グループホームのスタッフの薬剤知識における不安感や服薬介助業務負担に対する薬剤師の介入効果を検討した。認知症高齢者グループホームの入居者に,薬剤師1名が月2回の3ヶ月間の居宅療養管理指導を実施した。施設スタッフ15例に対して指導を開始した1週目と3ヶ月後に同じ内容のアンケート調査を評価した。アンケートは薬剤に対する不安感,薬に関する服薬管理の時間や薬に関する業務負担感,薬剤師の介入に対する満足度をvisual analog scaleで評価した。スタッフの不安感は,介入前の5.8から介入後の6.4と差を認めなかった。仕事時間の短縮は5.4から7.4に,業務負担感の軽減は5.2から7.1に,満足度は5.9から7.8にそれぞれ有意に改善を認めた。薬剤師による居宅療養管理指導は,施設スタッフの服薬管理の業務時間と業務負担感の減少に繋がることが示唆された。
  永嶋友洋 有薗信一 山内淳史  片岡泰文
  共著   日本薬剤師会雑誌   67(9),1315-1317頁   2015/09