ヤマダ キヨミ
  山田 紀代美   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  高齢女性清掃員の転倒災害の実態と背後要因に関する検討
■ 概要
  研究目的は,60歳以上の女性清掃員の転倒災害の実態と要因の検討である。対象は,過去1年間に転倒の労働災害を経験した6名で,基本属性,転倒事故の状況,その要因等に関してインタビューを実施した。J-PHES分析手法の枠組みを活用して分析した。結果は,対象者の背後要因には,直接要因5カテゴリー,間接要因8カテゴリー,潜在要因14カテゴリーが抽出され,直接要因では「体力の欠如」,間接要因では「自己過信」「焦りの出現」が全事例に共通していた。「焦りの出現」は,潜在要因「疲れの出現」より派生する傾向がみられ,直接要因の「無意識な危険動作」「安全措置の不履行・不足」の不安全行動につながっていた。A4
  菅裕香,中尾奈歩,山田紀代美
  共著   日本職業・災害医学会誌   68(2),121-128頁   2020/03