イリエ タク
  入江 拓   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  里親不調により里子との離別を体験した里親のメンタルヘルスとそのケアに関する研究
■ 概要
  里親不調による里子との離別を余儀なくされた5名の里親を対象としたインタビュー内容が質的記述的に分析された。里親の措置変更前後の「負担感」は【児童養護のシステムに対する失望】に下支えされる形での【里子との離別による激しい情動体験】【痛みを伴う自己洞察による喪失体験の継続的な問い直し】【痛みを伴う自己洞察による喪失体験の受けとめ】【生きる力の再生のための人との繋がりの希求】という一連の「悲嘆のプロセス」によってある程度説明が可能であり、里親はそれらを通して傷つき翻弄されるに任せるだけではなく人間として成長し「生きる力の再生」を体験していることが明らかとなった。
  単著   科学研究助成事業 研究成果報告書      2014/06