タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  心臓血管外科手術後の呼吸器合併症がリハビリテーションの進行状況に及ぼす影響
■ 概要
  心臓血管外科手術後の各種呼吸器合併症の発生率、さらに呼吸器合併症発生と術後リハ進行状況との関連性を明らかにすることを目的に、当院で心臓外科手術ならびに術後リハを実施した416例を対象として、診療録から後方視的に術前情報、手術情報及びリハ進行状況を含む術後経過を収集し、各種呼吸器合併症の発生がリハ進行に及ぼす影響を検討した。その結果、呼吸器合併症発生率は43.3%であり、リハ進行に有意に影響していた。さらに、発生数が多いほどリハは遅延した。年齢術式、他の合併症の影響を調整すると、呼吸不全と呼吸器感染症がリハ進行に影響していた。結論として、術後呼吸器合併症はリハ進行に影響する合併症であり、重複するほど影響は大きかった。なかでも呼吸不全と呼吸器感染症はリハ進行において重要な呼吸器合併症であることが示された。共同研究につき本人担当部分抽出不可能。
  ◎田渕優衣、森本陽介、矢野雄大、俵祐一、三尾直樹、谷川和好、江石清行、神津玲
  共著   心臓リハビリテーション(JJCR)   心臓リハビリテーション学会   22(4),274-280頁   2017/01