タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  前傾側臥位が急性肺損傷および急性呼吸速迫症候群における肺酸素化能、体位変換時のスタッフの労力および合併症発症に及ぼす影響
■ 概要
  前傾側臥位が肺酸素化能(酸素化)と実施スタッフの労力に及ぼす影響について腹臥位と比較検討した。ALIおよびARDS患者をそれぞれ最初に腹臥位を実施するA群と、前傾側臥位を実施するB群に無作為に割付し、翌日にクロスオーバーした。それぞれの群での酸素化の変化、体位変換に要したスタッフ数、体位変換の困難度および合併症を評価し、両群間で比較検討した。その結果、両群とも腹臥位の方が酸素化改善は有意に大きかった。体位変換スタッフ数および困難度は前傾側臥位の方が有意に少なく、合併症は認めなかった。前傾側臥位は、腹臥位と比較酸素化の改善は小さいものの有意な改善は認められ、syたっふの手間や合併症は少なく、効果と負担およびリスク軽減の両面において効果的であることが示された。共同研究につき本人担当部分抽出不可能。
  ◎神津玲、山下康次、眞渕敏、俵祐一、朝井政治
  共著   人工呼吸   メディカ出版   26(2),82-89頁   2009/12