ヤグラ チアキ
  矢倉 千昭   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  骨盤前傾および後傾座位での傾斜反応における内腹斜筋,多裂筋の筋活動の変化
■ 概要
  〔目的〕本研究は,骨盤前傾および後傾座位での傾斜反応における内腹斜筋,多裂筋の筋活動の変化について検討した.〔対象〕健常成人男性8名,平均年齢28.4±3.2歳であった.〔方法〕骨盤前傾および後傾座位にて右側方傾斜時の左右の内腹斜筋,多裂筋の筋電図積分値を測定し,安静時の筋電図積分値を100%として比較を行った.〔結果〕筋電図積分相対値は,骨盤後傾座位では有意差を示さなかったが,骨盤前傾座位において右内腹斜筋は,10°右側方傾斜時と比べ20°右側方傾斜時に有意に増加した.左内腹斜筋は,安静時に比べ10°右側方傾斜時に有意に増加した.右多裂筋は,有意差がなかったが,左多裂筋は安静時に比べて10°右側方傾斜,20°右側方傾斜で有意に増加した.〔結論〕座位で体幹筋群の筋活動を高める傾斜反応の誘導は,骨盤前傾座位にて誘導することが重要であることが示された.
  野本真広,矢倉千昭
  共著   リハビリテーション科学ジャーナル   聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部紀要委員会   9,9-16頁   2014/03