スギヤマ サオミ
  杉山 沙旺美   国際教育学部 こども教育学科   助教
■ 標題
  認定こども園の夕方の時間における非常勤保育者の子どもへのかかわり
■ 概要
  本研究は、非常勤保育者が、教育課程に係わる教育時間終了後に子どもたちとどのように関わっているのかを明らかにすることを目的とした。認定こども園の非常勤保育者1名に焦点を当て、参与観察及びインタビュー調査を実施した。結果、その非常勤講師の子どもたちへのかかわり方は、日中の教育課程に係わる教育時間とは異なっていた。全ての子どもたちに同じ関わりをしているのではなく、それぞれの子どもが望むかかわり方に配慮していることが見出された。直接的なかかわりを望まない子どもには居心地の良い環境をつくり、親密なかかわりを求める子どもには出来る限り密なかかわりをしていた。これらの結果から、夕方の時間帯の非常勤保育者のかかわりは、子どもの教育が中心ではなく、むしろ子ども一人一人の一日の過ごし方や園での一日の終わり方を重視していることが捉えられた。
  単著   お茶の水女子大学子ども学研究紀要   (10),55-66頁   2022/06