コイデ フミコ
  小出 扶美子   看護学部 看護学科   准教授
■ 標題
  「抱き癖」に関する育児書の記載の変遷と新旧の母親の乳児の泣き声識別能力比較
■ 概要
  健康な親子関係の形成を考えていくうえで、乳児が泣くときの養育者の態度について検討のために育児書の変遷について調べた結果、昭和50年ごろより、育児書では議論葛藤もなく、突然抱き癖の問題は軽視され、抱く育児が主張されるようになった。抱き癖をつけないとは乳児を抱くことを否定しているのではなく、乳児の泣き声を識別し、児の要求に節度をもって共感的に接してしていく伝統的育児の知恵であり、その失効が親との規律形成の機会と共感性の不足につながるのではないかと独自の考察を加えた。(データー収集、分析担当)
  著者:桜井迪郎、小出扶美子
  共著   チャイルドヘルス   診断と治療社   Vol 1(No2),47-52頁   1998/11