ヤベ ヒロキ
  矢部 広樹   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  血液透析施行中に行うレジスタンストレーニングの効果‐システマティックレビューとメタアナリシスによる検討−
■ 概要
  血液透析施行中のレジスタンストレーニングの効果をシステマティックレビューとメタアナリシスにて検討した.システマティックレビューにて9編のRCTが抽出され,メタアナリシスにてデータの統合が可能であった評価指標を解析した結果,最大酸素摂取量(95%CI:4.00~7.58)と膝伸展筋力(95%CI:0.53~6.02)は有効性が示された.しかし,筋量(95%CI:-3.71~4.55)や自律神経活動(95%CI:-0.001~0.36)に対する有効性は認められなかった.血液透析施行中のレジスタンストレーニングは,運動耐容能や筋力を改善させるうえで有効な治療手段と考えられる.ただし,不十分なアウトカム指標については,エビデンスレベルの高い臨床試験の蓄積がさらに必要であると示唆された.
  著者: 河野健一,西田裕介,矢部広樹
担当部分:文献レビューの補助

  共著   理学療法ジャーナル   47,751-757頁   2013/08