ヤベ ヒロキ
  矢部 広樹   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  透析患者のADLとQOL-その評価法と対策 2ADLとQOLの評価法(2)機能的自立度評価法(FIM)
■ 概要
  FIMは“しているADL”、つまり実生活で実行しているADLの状況を評価する方法である。患者のADL障害の程度に加えて、介助者の介護負担度も表す指標であり、リハビリテーションの分野で多く使用されている。介助の運動項目13項目と認知項目5項目で構成され、各1~7点の7段階評価であり、満点が126点、最低点が18点の評価である。評価の採点は、大きく介助者が必要か否か(自立か否か)、介助が必要か否か(監視か要介助か)、そして介助が必要な場合は介助量の視点から評価される。透析患者は透析前後や在宅・通院等で“しているADL”が異なることが多く、医療者の目的に合わせて評価の場面を設定する必要がある。
  ◎矢部広樹
  単著   臨牀透析   36(10),62-67頁   2020/09