コウノ タカヒロ
  河野 貴大   看護学部 看護学科   助教
■ 標題
  ALS患者のコミュニケーション機器導入の実際と促進する要因に関する文献検討
■ 概要
  ALS患者のコミュニケーション機器導入の実際と促進する要因を明らかにする目的で、1992年から2019年に発表された研究論文について電子データベースによる検索を行い、34件の文献を分類・整理した。ALS患者のコミュニケーション機器導入では、患者・家族のコミュニケーションニーズの把握、病気の進行を踏まえた身体機能の評価、残存する身体機能とニーズに沿ったコミュニケーション機器の選択、補装具の申請サポート、操作スイッチ・センサーの調整、患者・家族への操作指導が行われていた。また、機器導入を促進する要因として、コミュニケーションに対する明確な目的がある、病状が安定している、支援者が存在する、タイムリーな介入が受けられる、身体機能に応じたコミュニケーション機器が開発されていることが挙げられた。今後、看護師が行う機器導入に向けた支援の明確化とその効果を検証していく必要性が示唆された。
  ◎河野貴大、大山末美、兼子夏奈子、本田彰子
  共著   日本難病看護学会誌   日本難病看護学会   25(2),173-183頁   2020/12