オオハラ シゲヒロ
  大原 重洋   リハビリテーション学部 言語聴覚学科   教授
■ 標題
  『聴覚障害幼児における聴児との社会的遊びの発達的変化と関連要因の検討』
■ 概要
  本研究は、インクルーシブ環境において初回観察と1年後の再観察の2時期にわたり、平均72.6 dBの聴覚障害幼児8名を観察した。コミュニケーション行動、統語構造、社会性の発達等が社会的遊びに影響を及ぼしているか分析した。結果、1年間の経過で遊びの水準が向上し、特に協同遊びは5歳児から6歳児にかけて飛躍的に向上した。対象児のコミュニケーション行動は向上したが、統語構造の発達的変化は乏しかった。聴覚障害児の協同遊びは、非言語的な手掛かりと状況判断が用いられており、的確な言語内容と構文の使用による社会的遊びの豊かな展開には、個別発達の評価と指導が重要と考えられた。
  ◎大原重洋, 廣田栄子(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
  共著   音声言語医学   53(4),319-328頁   2012/10