イリエ タク
  入江 拓   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  事例検討会「心の看護研究会」-頑張る患者の症例-
■ 概要
  痛みが強いにもかかわらず、痛み止めを増やさずに「頑張って」しまった末期癌患者の症例について、事例検討をおこなった。看護者は最初、痛みのコントロールに意識が集中してしまい、次第に患者との「痛み止めを増やす、増やさないの駆け引き」に消耗していった。検討する中で、患者は自分の人生の残りの過ごし方について、自分のシナリオを持っており、痛み止めを増やし意識レベルを下げることにより、それが妨げられることへの抵抗が、そのような言動のひとつの要因となるのではないかということが示唆された。
  著者:岩瀬信夫、比嘉勇人、入江拓、松平泉、梅木秀美、木村よし子、富井智美、金井麻里
  共著   メンタルケアナーシング   日本総合研究所出版   Vol.1(No.1),83-97頁   1995/05