ヤグラ チアキ
  矢倉 千昭   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  星状神経節近傍に対する直線偏光近赤外線照射が末梢血管幅および心拍変動に及ぼす影響
■ 概要
  本研究は,右星状神経節への直線偏光近赤外線(Linear Polarized Near-Infrared Ray, 以下LPNIR)照射が,末梢血管幅および心拍変動に及ぼす影響について検討することを目的とした.対象は健常成人女性10名,平均年齢24.8±3.3歳であった.照射方法はスーパーライザー(以下,SL)を使用し,照射強度は出力80%,サイクルモード2秒照射/4秒休止とし,右星状神経節に対して5分間照射した.介入条件として照射時はSL照射し,非照射時はスーパーアイオダインランプを取り外し実施した.測定は,本研究では,同一対象者に1日以上の日をあけ,2回測定を行い,LPNIR照射と非照射の順番は被験者にわからないようにランダムに測定した.本研究の結果,LFおよびHFは,照射,非照射において有意な変化がなかった.また,LF/HFは,非照射時では有意差はなかったが,照射時では介入時に有意な低下がみられたため,即時的であるが交感神経の抑制作用がある可能性が示された.
  古賀秀作,矢倉千昭,岡真一郎,吉村和代,青木誓子,木原勇夫
  共著   理学療法福岡   福岡県理学療法士会   (23),52-54頁   2010/03