シミズ タカヒロ
  清水 隆裕   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  「行ってみたら楽しいって!」はケアなのか?「その人らしさ」、拒否、そして善意に潜む暴力性
■ 概要
  看護で頻繁に用いられる「その人らしさを尊重する」という表現には、本人を固定的な人物像へ回収してしまう危険がある。本稿では、日常的な「カラオケへの誘い」を例に、善意の働きかけが相手の拒否を越えたとき、同化の圧力へ変わり得ることを考える。看護に求められるのは、本人の拒否や揺らぎ、変化を受け止め、「その人らしさ」からも自由でいられる余地を守ることではないか。
  清水隆裕
  単著   精神看護   医学書院   29(5),454-456頁   2026/09