イズミ リョウタ
  泉 良太   リハビリテーション学部 作業療法学科   教授
■ 標題
  片側上下肢車いす駆動時の座圧分布の変化についての予備的研究
■ 概要
  内容:健常成人12名に対し,圧力分布測定装置を用いて,安静座位時,片側上下肢車椅子駆動時,両上肢車椅子駆動時の坐骨結節部周囲の座圧を測定した.その結果,両上肢駆動時の安静座位時と比較し,右上下肢駆動時の右最大座圧が駆動後期で有意に低値を示し,右平均座圧は駆動初期と駆動後期で有意に低値を示した.左上下肢駆動時では,左最大座圧および左平均座圧において,駆動後期に有意に低い値を示した.また,片側上下肢駆動時の安静座位と比較し,駆動後期にも坐骨結節周囲部の座圧が減少することが分かった.本研究の結果より,片側上下肢車椅子駆動では,坐骨結節部周囲の座圧が安静座位時と比較し,減少することが証明された.今後は,褥瘡予防に関連付けるために,ずれ力等の他の因子の影響も考慮し,検証していく必要がある.
  ◎泉良太、村山拓也、外川 佑
  共著   作業療法ジャーナル   三輪書店   50(9)   2016/07