カワムカイ マサヒロ
  川向 雅弘   社会福祉学部 社会福祉学科 ソーシャルワークコース   教授
■ 標題
  介護保険制度における支援関係の矮小化に関する事例的研究―理念としての「自己決定」は体現されているのか―
■ 概要
  基礎構造改革を支える思想は「効率性」を基調とし、介護保険制度も「効率」を求めるシステムである。制度は利用者の「自由な選択」と「自己決定」の実現を強調したが、そこでは、利用者の熟考や揺らぎに向き合うことを得手としない支援の実態が顕在している。筆者はそれを「支援関係の矮小化」と論じた。自己決定には、利用者自らの「決定に自分自身を整える」過程が必要であり、そこに「自己決定」支援の契機があることを論じた。
執筆部分:pp.21-29.

  単著   大学院紀要『社会福祉学』第34号   明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻   21-29頁   2010/03