ハシズミ アキコ
  橋積 亜希子   看護学部 看護学科   助教
■ 標題
  地域包括ケアシステムにおける診療看護師の役割(修士論文)
■ 概要
  臨地臨床実習で介入した対象者の中から10の症例について、医師の指導のもと個別性に応じた疾病管理を検討・評価し、医学的な管理についての理解を深めた。また、診療看護師として疾病管理指導・日常生活指導内容の検討とケアの実践を通して、地域包括ケアシステムにおけるプライマリケア領域の診療看護師の役割について考察を行った。
少子高齢化がますます進み社会構造が変化していく中で、国は地域包括ケアを提唱し地域完結型医療へとパラダイムシフトしている。そのため複雑化した在宅療養環境を支えるためには、医学と看護の両方の視点から対象者の身体状況を適時適切に把握しアセスメントを行い、初期対応を行うことができる診療看護師の役割は大きい。また、慢性疾患管理においては、医療と看護ケアを一体的・包括的に提供することが求められ、診療看護師(NP)が介入することで、より質の高い医療・看護が提供できると考えた。そのためには、看護職の医学的な判断や医療行為に対する一定の裁量権の拡大が求められる。

  単著   国際医療福祉大学大学院      2020/03