キムラ ノブオ
  木村 暢男   看護学部 看護学科   准教授
■ 標題
  認知症高齢者の在宅生活支援におけるケアマネジャーの困難感の因子分析
■ 概要
  25名のケアマネジャーに対して聞き取り調査を行った著者の先行研究を基に、認知症高齢者の在宅生活支援におけるケアマネジャーの困難感に関する61項目の質問紙を作成し、全国の居宅介護支援事業所に対して2,102通を郵送する留置きの自記式質問紙調査を行った結果、907通の有効回答を得た。回収された質問紙を因子分析し、13因子が抽出され、それぞれの因子を「病院からの退院における家族支援の困難感」、「行動・心理症状に伴うサービス調整における困難感」、「かかりつけ医との連携における困難感」、「家族の理解支援における困難感」、「サービスの不足や利用制限に関連した困難感」、「入院先の病院との連携における困難感」、「認知症高齢者の拒否や事故に伴う困難感」、「地域の連携における困難感」、「独居の認知症高齢者の支援における困難感」、「サービスの定着に関する困難感」、「退院後の在宅サービス調整における困難感」、「急な退院に伴う困難感」、「サービス利用時の同行や訪問回数の増加による困難感」と命名し、認知症高齢者の行動・心理症状の対応と医療機関との連携に伴う困難感が大きな要因になっていることが示唆される結果となった。
  単著   自立支援介護・パワーリハ学   16(2),80-90頁   2022/11