タニ テツオ
  谷 哲夫   リハビリテーション学部 言語聴覚学科   教授
■ 標題
  失語症訓練ソフト「言語くん自立編Ⅲ」を用いた慢性期失語症者の言語訓練効果-基礎データの調査報告-
■ 概要
  慢性期失語症患者の在宅言語訓練の効果を調査するにあたり,基礎データを整理し報告した.10名の在宅失語症者の状況を整理した.動作性知能と失語症重症度についてはWAB下位検査項目で幾つかの有意な相関を示したものの,全体としては相関関係が乏しいことが示された.在宅復帰した失語症者を対象としたため,同居者数は2人以上であったが,半数以上の家庭が介護保険サービスを利用していた.また,失語症者を介護する家族の介護負担感は,意思疎通や電話対応などコミュニケーションに関する項目で高い数値を示した.また,失語症に対する社会の無理解や失語症リハビリを受けられる機会がないことも負担要因と考えられた.
  単著   群馬医学   106,5-8頁   2017/11