タニ テツオ
  谷 哲夫   リハビリテーション学部 言語聴覚学科   教授
■ 標題
  脳血管疾患患者の回復期リハビリテーション病棟入棟時の評価結果を用いた在宅復帰予測モデル
■ 概要
  目的】本研究は回復期リハビリテーション病棟入棟患者の在宅復帰に必要な条件を入棟時の評価結果から明らかにし在宅復帰予測モデルを提示することである.【対象】2009 年6 月から2012 年6月までに日高病院回復期病棟へ脳卒中連携パス対象患者として入院した患者69 名.【方法】リハカルテや病棟カルテより,回復期リハビリテーション病棟患者の入棟時の身体機能(FIM など)や基本情報(年齢,性別など),環境(同居者人数)などの10 の変数を収集し,帰結先(在宅復帰と非在宅復帰)の2 群に分け各項目について単変量解析を実施し,さらに決定木分析を実施した.【結果】単変量解析ではFIM の16 項目とHDS-R, 配偶者の有無,および同居者人数で2 群間に有意差がみられた.決定木分析では最初にFIM 社会交流,次いで,配偶者の有無,FIM トイレが選択された.【結語】在宅復帰を実現するためには,入院の共同生活がうまくできるよう支援し,自己管理能力を促進すること,そして転倒予防を重視したリハビリ治療が重要である.
  ○谷哲夫 小林昭博
  共著   リハビリテーション科学ジャーナル   12,53-61頁   2017/03