キムラ ノブオ
  木村 暢男   看護学部 看護学科   准教授
■ 標題
  科学研究費助成事業基盤C(一般) 「地域包括支援センターの高齢者虐待対応を促進する為のグループインタビューによる研究」(課題番号23530762)
■ 概要
  本研究は、平成23年~26年の3年間に亘る科学研究費助成事業による研究である。本研究においては、地域包括支援センターの3職種、自治体の高齢者虐待担当者に対してグループフォーカスインタビュー法を用いて調査を行い、以下の3点を明らかにすることを目的としている。①地域包括支援センター間の高齢者虐待対応の格差把握と是正策、②地域包括支援センター職員の虐待対応時の不安要因の把握と解決策、③行政職と地域包括支援センター職員との虐待対応に対する認識の相違の把握と改善策である。調査結果を踏まえた提言内容は、①高齢者虐待対応を担う地域包括支援センター職員への支援強化・バックアップ体制拡充、②地域包括支援センターから完全分離させた地域における虐待対応・人権擁護センターの創設、③支援人材の育成、④地域住民への啓発強化の取り組みなどである。今後の課題として、高齢者虐待予防・アウトリーチ、早期対応、継続的介護支援など、一連の支援過程における専門職者や機関のあり方に関する更なる詳細な調査研究が必要であることが捉えられた。
  研究代表者:坂田伸子 連携研究者:田中敦子、木村暢男 研究協力者:中西三春、笠原彩子、前原知恵美、渡邊匠、本多恵利
  共著   平成23~25年度科学研究費補助金実績報告書   1-66頁   2014/03