シミズ タカヒロ
  清水 隆裕   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  精神科カンファレンスにおいてメンバーの感情表出を促すマッピングシート活用プログラムの作成と有用性の検証―境界性パーソナリティ障害(BPD)の問題行動に焦点を当てた場合-
■ 概要
  目的
 本研究の目的は、境界性パーソナリティ障害(borderline personality disorder ,以下 BPD)患者の問題行動により対立しやすいBPD治療チームが、カンファレンスで正直な意見や感情を表現しやすくなるマッピングシート活用プログラム(以下プログラム)を作成することである。加えてカンファレンスでのプログラムの使用は、治療チームメンバーの感情表出に役立ったか検証することを目的としている。
新規性
本研究における新規性は、「精神状態や精神看護は、こころを扱う人間と人間の心的交流であるゆえに目に見えない」という前提を覆す、対人状況を具体的に可視化するプログラムであるところがあげられる。加えて従来の問題解決志向のファシリテーションではなく、解答を求めずに感情表出を促す、新しいファシリテーション方法を用いたプログラムである点があげられる。

  ◎清水隆裕
  単著   聖隷クリストファー大学大学院看護学研究科 博士論文      2021/03