ネジシマ マコト
  根地嶋 誠   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  肘関節の機能解剖学的理解のポイント
■ 概要
  1.肘関節は上肢の中間部に位置しており、肘屈曲-伸展と前腕回内-回外の運動の組み合わせによって日常生活動作やスポーツ動作を円滑に遂行する。2.肘関節では屈曲-伸展方向への可動性と内外反方向への安定性が求められる。そのため、関節前後の組織には伸張性が、側方の組織には支持性がそれぞれ必要であり、関節包や靱帯、筋が複雑に関与して役割を果たしている。3.前腕の回内-回外に関しては、尺骨は安定性を、橈骨は可動性をそれぞれ得やすい形状となっている。さらに、回内位では手を用いた作業を行いやすいように、回外位では重い荷物を持ち上げる作業がしやすいように、さまざまな靱帯や筋が役割を果たしている。
  ◎横山 茂樹, 蒲田 和芳, 根地嶋 誠
  共著   理学療法   29(11),1210-1216頁   2012/11