ミズシマ フミノ
  水島 史乃   看護学部 看護学科   准教授
■ 標題
  終末期患者の褥瘡経過についての現状
■ 概要
  平成19年2月から20年9月までに緩和ケアチームが介入した褥瘡患者27例(男性19例、女性8例、兵kン70.9歳)で、発生部位は仙骨部13、踵9、大転子5、尾骨5、耳介3、背部2、内果1、複数部位発生10例であった。創の転帰は、悪化10、横ばい11、改善3、治癒3で、病気の転帰は、入院中2、死亡25であった。悪化群は改善群より有意に若く、改善群は男性が多い、仙骨部は他の部位より悪化傾向であり、疼痛や得手体位に関連して体位変換困難と考えられた。なお、発生前に体圧分散マットレス使用13例では、治癒2、改善4、普遍1、悪化1であり、発生後使用12例では、悪化8、普遍4と、発生前使用群の方が創の経過が良い傾向がみられた。
  水島史乃、森永美乃、佐々木久美、吉野吾朗
  共著   藤枝市立総合病院学術誌   15(1),31-34頁   2010/03