タカヤマ マキ
  高山 真希   リハビリテーション学部 理学療法学科   助教
■ 標題
  人工膝関節全置換術施行患者における多施設間共通評価表の信頼性と妥当性の検討
■ 概要
  人工膝関節全置換術(TKA)施行患者を対象に作成した身体機能評価表とおよび患者の主観的な評価で構成された問診票を疾患特異的評価尺度として確立させるため,その信頼性ならびに妥当性について検討した.変形性膝関節症と診断され,初回片側TKAを施行し,問診票の全項目に回答可能であった患者615名を対象とした.第一段階では問診票の信頼性を検討するため,各評価時期(術前,術後3週,術後8週,術後12週)における「生活動作」,「疼痛」,「満足度」の3下位尺度それぞれの内的整合性(クロンバックのα係数)を検証し,第二段階では妥当性を検討するため,「生活動作」,「疼痛」,「満足度」の因子妥当性について検証した.結果,「生活動作」,「疼痛」,「満足度」の3下位尺度に高い内的整合性が得られたことにより信頼性が確認され,さらに因子分析の結果より構成概念妥当性の中の因子妥当性が認められた.これにより,問診票の合計値を総合評価指標として得点化することの適切性が示されたと考える.
  単著   国際医療福祉大学大学院修士課程論文      2014/03