イチエ カズコ
  市江 和子   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  侵襲的処置からの心理的回復に向けて看護師が必要と考える子どもと家族への看護援助
■ 概要
  本研究は、侵襲的処置体験をする子どもと家族への看護援助の実態調査から、子どもの心理的回復に向けて看護師が必要と考える看護援助を明らかにすることを目的とした。全国の小児病棟に勤務する看護師を対象に無記名自記式質問紙調査を実施し、634部を回収した(回収率40.2%、有効回答率90.4%)。子どもの侵襲的処置からの心理的回復に向けた看護援助における必要度の割合の平均が95.5%で、必要度の割合が最も少ない項目が83.6%であった。看護援助として、必要度も実行度も平均値を超えていた項目は35項目であった。必要度の上位3項目中「子どもの頑張っている様子にあわせて、声をかけている」「子どもに処置が終了したことを伝えて緊張を解くようにしている」の2項目は、実行度の上位2項目と一致していた。子どもの侵襲的処置体験からの心理回復に向けて看護師が必要と考える看護援助は侵襲的処置に対する緊張緩和と子どもの頑張りに対する称賛と考えられる。担当部分:共同研究につき抽出不可能。
  今西誠子、市江和子
  共著   せいれい看護学会誌   せいれい看護学会   11(111),9-15頁   2020/09