フジナミ チグサ
  藤浪 千種   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  成人急性期実習におけるシミュレーション教育の展開
■ 概要
  近年の医療の高度化・専門化に伴い、看護基礎教育における高度な看護実践能力育成のための効果的教育方法としてシミュレーション教育が注目されている。急性期看護学実習では、学生は不安や緊張の強い中で、手術を受け刻一刻と変化する患者と患者を取り巻く状況を踏まえた看護実践が求められるため、主体的に学修することが困難となる側面が多い。そのため、患者の安全を守りつつ、学生が安心して学ぶことができるシミュレーション教育への期待は大きい。本学の急性期看護学実習では、2019 年度より高機能シミュレーターを用い、臨床現場における手術直後の患者の状況を可能な限り忠実に再現したシミュレーション教育を導入し、その手ごたえを得た。今後は、教員のファシリテーション能力の向上、教育効果の検証、大学のカリキュラムにおける体系的な展開などが課題である。
  ◎藤浪千種、氏原恵子、乾友紀、寺田康祐、伊東千世子、大石ふみ子
  共著   聖隷クリストファー大学看護学部紀要   聖隷クリストファー大学看護学部紀要   28,21-28頁   2020/03