ヨシモト ヨシノブ
  吉本 好延   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  退院時の 6 分間歩行距離は退院3か月後の身体活動量に影響する:軽症脳梗塞患者における前向きコホート研究.
■ 概要
  【目的】本研究の目的は,急性期病院退院後の軽症脳梗塞患者の身体活動量に影響する退院時の要因を明らかにすることであった.【方法】研究デザインは,前向きコホート研究である.軽症脳梗塞患者を対象に身体活動量に関連する要因を退院時に測定し,退院2 週後と3 か月後の身体活動量をオムロン活動量計Active style Pro HJA-750C を用いて測定し,退院後の身体活動量に影響する退院時の要因を検討した.【結果】重回帰分析の結果,退院3 か月後の身体活動量に影響する要因として6 分間歩行距離(β= 0.675,p < 0.001)のみが抽出された(自由度調整済みR2 = 0.432,p < 0.001).【結論】急性期病院退院後の軽症脳梗塞患者の身体活動量には,退院時の6 分間歩行距離が影響することが明らかになった.退院3 か月後の身体活動量の向上には,退院時の6 分間歩行距離を高めることが
重要であることが示唆された.

  芦澤遼太, 山下和馬, 武昂樹, 大河原健伍, 本田浩也, 中川理浩, 吉本好延.
  共著   リハビリテーション科学ジャーナル   (15),29-38頁   2020