ヨシモト ヨシノブ
  吉本 好延   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  大学生の午前と午後の授業中の眠気は夜間の睡眠状況と関連するか
■ 概要
  本研究の目的は、大学生の授業中の眠気と夜間の睡眠状況の関連性を、午前と午後の授業時間帯別に明らかにすることであった。対象は、本学リハビリテーション学部に所属する学生137名であった。方法は、自己記入によるアンケート調査であり、午前・午後の授業中の眠気の有無を目的変数、夜間の睡眠状況、性別、授業への興味や関心、服薬中の薬剤、うつ症状を説明変数としてロジスティック回帰分析を行った。結果、午前の授業中の眠気は、就床時間が遅く(p<0.05)、起床時間が遅い学生に生じやすかったが(p<0.05)、午後の授業中の眠気は夜間の睡眠状況と関連しなかった(p>0.05)。授業中に眠気を感じる学生に対して、夜間の睡眠環境の整備を行うよう指導する場合があるが、午後の授業中の眠気の予防には、夜間の睡眠環境の整備のみでは効果が得られない可能性がある。
  ◎吉本好延、根地嶋誠、津森伸一、芦澤遼太、泉良太、佐藤豊展、柴本勇
  共著   リハビリテーション科学ジャーナル   (15),13-20頁   2020