イチエ カズコ
  市江 和子   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  小児看護における小児のQOLの概念分析
■ 概要
  【目的】小児看護における小児のQOLの概念の特徴を把握し、QOLの本質をとらえた尺度の開発への適応可能性について検討する。
【方法】 Rodgers(2000)の提唱する概念分析のアプローチ法を用いた。データベースとして、「医学中央雑誌Web(ver.5)」、「CiNii」を使用した。検索式:(小児看護and生活の質/QOL and小児)の文献を選んだ。
【結果】該当論文19件で、すべてを分析対象とした。5つの属性、4つの先行要件、6つの帰結≪小児と親・家族の疾患に対する認識を深める≫≪小児への告知≫≪親・家族への情報提供≫≪成長・発達支援≫≪学校生活の充実≫≪親・家族と医療および学校との連携≫が抽出された。
【考察】概念分析の結果、小児のQOLの本質をとらえることにつながり、今後の研究において小児のQOLを測る尺度を開発する基盤となりうると考えられる。心疾患や小児がんなどの健康障害をもつ小児、重症心身障がい児や慢性進行性疾患などの小児、親・家族に対する支援の必要性が示唆された。担当部分:共同研究につき抽出不可能。

  市江和子、藤田敬之助、西垣五月、上條隆司
  共著   聖隷クリストファー大学看護学部紀要   聖隷クリストファー大学看護学部   26,31-39頁   2018/03