アリゾノ シンイチ
  有薗 信一   リハビリテーション学部 理学療法学科   教授
■ 標題
  COVID-19 罹患し在宅復帰した後に肺血栓塞栓症を起こした症例
■ 概要
  新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に罹患した患者の早期からの運動療法の重要性や, 継続的な介入の必要性も報告されている. しかし, 在宅復帰した後に後遺症に苦しむ患者も少なくない. イタリアの報告でも回復してから60日後にも87.4%が後遺症を認めているとしており呼吸苦や倦怠感を認めているとしている. 特に重篤となりうる血栓症の入院中の発症は脳梗塞, 心筋梗塞, 深部静脈血栓症(Deep vein thrombosis:DVT)や肺血栓塞栓症(Pulmonary thromboembolism:PTE)などを認めており, 急性期には注意深く観察している. また, 退院後の発症についてはいまだ症例が多くない. 薬物治療と同時に運動療法を行うことは, 臨床的意義として重要である.
  福田吉辰 田中新一郎 川口智則 次田夏美 伏屋敬博 有薗信一 瀬川知則
  共著   臨牀と研究   99(3),359-363頁   2022/04