フジナミ チグサ
  藤浪 千種   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  救命救急初療にある患者の家族に対する看護師の代理意思決定支援
■ 概要
  看護師が救命救急初療にある患者の家族に対し実施している代理意思決定支援を明らかにするために、2次または3次救急施設に勤務する看護師経験5年以上で、救急外来での看護経験がある看護師8名に半構成的面接を行った。面接で得られたデータから、看護師が実施している代理意思決定支援に関する内容を抽出し、Krippendorffの手法を用いて質的記述的分析を行った。結果、看護師が行う代理意思決定支援として【家族が患者の意思を尊重できるように働きかける】【医療処置を行い家族が代理意思決定できるよう働きかける】【限られた時間で代理意思決定する家族に寄り添い支持する】【ERのチームで協働する】【看護師のピアサポートにより代理意思決定支援を向上させる】の5カテゴリーが確認された。また、これら5カテゴリーは、その内容から、救命救急医療の意思決定の特徴を踏まえた支援、病院の資源・システムを活用した支援、看護師のピアサポートによる支援、に分類できると考えられた。 共同研究につき担当部分の抽出は不可能。
  ◎藤浪千種、桑原美香、森一恵
  共著   せいれい看護学会誌   8(2),9-16頁   2018/03