タカヤマ マキ
  高山 真希   リハビリテーション学部 理学療法学科   助教
■ 標題
  地域在住女性高齢者のサルコペニアはバランス能力と下肢筋力に関連する
■ 概要
  サルコペニアは高齢者の有病率が高く、転倒や身体機能低下に影響するため予防、改善することが重要である。しかし、サルコペニアの改善は容易ではなく、その関連要因を改善させるアプローチを行うことも重要である。サルコペニアの関連要因を明らかにする必要があるが、先行研究では、統一した見解が得られていない。本研究は、地域在住女性高齢者のサルコペニアの関連要因を明らかにすることを目的とした。地域在住女性高齢者のサルコペニアにCS-30と重心動揺計による矩形面積が関連することが明らかになった。サルコペニアの定義が筋量の低下と筋力低下であることや先行研究でもサルコペニアを有する高齢者はバランス能力が低いことが報告されていることから本研究の結果は妥当であると考えられる。介護予防としてサルコペニアを有する女性高齢者に対して、下肢筋力とバランス能力を高めるアプローチが必要であることが示唆された。
  ◎芦澤 遼太,武 昂樹,本田 浩也,高山 真希,吉本 好延
  共著   日本予防医学雑誌   日本予防医学会   15(2),36-41頁   2021/05