ヤスダ トモヒロ
  安田 智洋   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  Identifying preventative measures against frailty, locomotive syndrome, and sarcopenia in young adults: A pilot study.
■ 概要
  サルコペニア研究は高齢者を対象とするものが大半だが、日本の健常若年女性の約36%はプレサルコペニア(骨格筋量のみがカットオフ値)に該当するという報告がある。介護予防として、サルコペニア対策以外にもフレイル・ロコモティブシンドローム(ロコモ)対策の重要性も示され、これらは相互に関連し合うが、複合的な評価から研究されたものは極めて少ない。本研究では、これら3つの標準的な診断基準を用いて健常若年者を包括的に評価し、若年期から実施すべき適切な介護予防対策を検討することにした。
【結果】男女を対象に各診断基準を用いた結果、(プレ)フレイルは50%と45%、ロコモは0%と21%、(プレ)サルコペニアは14%と16%が該当した。
【結論】フレイル・ロコモ・サルコペニアについて若年期の男女を比較した結果、(プレ)フレイルは若年男女でも多く該当すること、また、ロコモの割合は男女で大きな差が生じ、女性で該当しやすい可能性が示唆された。

  ◎Yasuda T.
  単著   Journal of Physical Therapy Science   理学療法学会   33(11),823-827頁   2021/11