コウノ タカヒロ
  河野 貴大   看護学部 看護学科   助教
■ 標題
  慢性看護学実習における遠隔実習プログラムの構築と実践
■ 概要
  2020 年度は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、多くの看護系大学において、臨地実習の中止または変更を余儀なくされ、本学でも実習施設の方針により5、6 月の臨地実習は中止となった。そこで、慢性看護学領域では、臨地実習に代わる学修方法として、学修の質を担保しつつ感染を拡大させないためにオンラインによる遠隔実習プログラムを構築した。オンデマンド視聴覚教材やe-learning システムを活用し、臨地実習と同様の学修ができるように計画し、実践した。学生の到達度や満足感として、臨地実習と比較し大きな変化はみられなかった一方で、臨床現場における緊張感や感情面での情緒的な学びを得られにくいという課題が挙げられた。今後、Society 5.0 に向けICT(Information and Communication Technology)教育の推進が求められておりオンラインを活用した教育は非常に重要となることが予測される。遠隔実習がより効果的な学修につながるように今後も検討を重ねていきたい。
  ◎河野貴大 , 大山末美 , 兼子夏奈子 , 長山有香理 , 本田彰子
  共著   聖隷クリストファー大学看護学部紀要   29,77-84頁   2021/03