タニ テツオ
  谷 哲夫   リハビリテーション学部 言語聴覚学科   教授
■ 標題
  『後天性スタッタリングの発現機序に関する一考察-被殻出血後の2症例より』
■ 概要
  谷ら(1999)の3症例のうち,病巣が左被殻に限局した2例における後天性スタッタリングの発現機序について検討した.被殻病変により大脳基底核の神経機構の被刺激閾値が低下し,線条体から出力する直接回路と間接回路との均衡が崩れやすくなると考えられた.直接回路に比し間接回路の活動が優位になり視床から高次運動野へ抑制性の効果が働いた場合にスタッタリングが生じると考えられた.扁桃体・辺縁系の情動発現がスタッタリングの発症にどのように作用するのかという問題点に基づいたさらなる発展的研究が望まれた
  谷哲夫(日高病院 リハセンター 言語療法室・美郷医学研究所),見上昌睦(福岡教育大),近藤照彦(群馬パース看護短期大学・美郷医学研究所)
(筆頭論文)

  共著   群馬パース看護短期大学紀要,3   35-41頁   2001/09